- 勉強を頑張りたい気持ちはあるけど長続きしない、、
- 思うように学習時間を増やせない、、
こんな悩みを抱えている方に向けて書きました。
志望校合格のために、勉強時間を増やすことは欠かせません。
などと言われた経験がある方も多いのではないのでしょうか。
しかし、がむしゃらに勉強時間を増やそうとしても
・思ったように勉強時間が増えない
・増えても長続きしない
など、さまざまな障壁が立ちはだかってきます。

勉強時間を増やすためには、ポイントを押さえて計画的に行動する必要があります。
この記事では、受験生時代に1日に12~15時間勉強をしていた私が、勉強時間を増やすためのポイントを6つ紹介していきます。
最後には1日12時間勉強のスケジュール例も載せているので、併せてチェックしてみてくださいね!
- 日々学習に励む東大生。
- TOEIC875点。950点&英検1級を目指して勉強中。
- 学びについての情報を、とにかく学習者目線をモットーに発信しています!
ポイント① 誘惑が少ない場所に身を置く
自宅の部屋で勉強を頑張っている人も多いかもしれませんが、長時間勉強するにはあまりおすすめではありません。



ベッドや趣味のグッズなど、身の回りの誘惑が多すぎるためです。
人間は非合理的な生き物です。誘惑を我慢することによる将来の大きな利益より、うっかり目先の欲を優先してしまいがちです。
なかなかこの部分を変えることは難しいので、環境を変えることで対策しましょう。
家の中であれば誘惑が少なく、家族の目もあるリビングがおすすめです。
もし近くにあるのであれば、図書館や塾・予備校などの自習スペースは最も誘惑が少なくおすすめです。
ポイント② 計画的に休息を挟む
ポモドーロ・テクニックって知ってますか?
生産性を上げるための時間管理術なのですが、具体的なやり方はこんな感じ↓です。
- 25分勉強・5分休憩のセットを4回
- 4回目の休憩は長め(10分〜20分)
- これを何度も繰り返す
長時間ぶっ続けで勉強しようとしても、
・どうしても途中でだれてしまう
・反動で休憩しすぎてしまう
など、思ったように進められないことが多いです。
そのため、1日の生産性を最大化するためには、計画的に休憩を挟みつつ勉強していくのが効果的と言われています。
まずは上にあげたポモドーロ・テクニックを参考にしつつ、自分なりに時間を微調整してみてくださいね。



私は1セットを30分勉強・5分休憩にし、4回目の休憩を15分に設定しています。
ポイント③ 前日の夜に学習計画を立てる
少し面倒に感じるかもしれませんが、寝る前に5〜10分くらいの時間をとって翌日の学習計画を立ててみてください。
というのも、
- 「自分が何に時間を使っているのか」という意識が強くなり、時間の浪費が減る
- やるべきことが明確になり、迷いによる不安やストレスが軽減される
- 朝からロケットスタートできる
こういったメリットがあるためです。



まずは頑張って1週間継続してみてください。効果が実感できてくるはずです。
また、学習計画を立てるうえでのポイントもいくつかあるのでそちらも併せて紹介します。
① 一番頭が冴えている時間を大事に使う
一番頭が冴えている時間には、数学や英語の長文読解、新単元の学習など、複雑な思考力を要する科目を設定するようにしましょう。



ここに単語帳のような一問一答的なインプット科目を設定するのは、すごくもったいないです。
学習計画を立てるうえでは、まずここの時間を埋めてから、他の時間でやることを決めるようにしてみてください。
② 計画段階ではちょっとだけ無理する
学習計画を立てる段階では、
というくらいのハードなものを設定しましょう。
自分の天井をずっと低く設定していたままでは、なかなか勉強時間は増えませんし成績も伸びません。
学習計画はタイトめに設定し、少しずつ少しずつ学習量を上げていくように心がけましょう。



言うなれば筋トレみたいなものです。
③ 達成できなくても自分を責めすぎない
学習計画は、今の自分がMAXで頑張れた際の理想的なスケジュールです。
そのため、なかなか毎日達成できるものではありません。



80%達成できていれば自分を褒めてあげましょう。
もちろん、大幅に未達成の場合は「繰り返さないためにどうするか」を考える時間を取るようにしてくださいね。
ポイント④ 耳だけで学習するものをひとつ用意する
1日の中で、耳だけがフリーなスキマ時間って意外とあります。
例えば、
- シャワー中
- 移動中
- ご飯の準備中
などなど。
こういった時間って、合計するとかなりの時間になっています。



1~2時間くらいにはなるのではないでしょうか。
1日の勉強時間を増やすには、こういった時間を有効活用することも必要です。
- 学習済みの英単語帳CD
- リスニングの聞き直し
- 歴史教科書の音読教材
など、耳だけで学習するものをひとつ決めておきましょう。
はじめから全てのスキマ時間で学習するのは難しいと思うので、まずは少しの時間からこの学習に充ててみてください。



だんだん習慣化してきて、スキマ時間での学習時間も増えてきます。
ポイント⑤ 眠いなら寝よう、ただし机で
1日中勉強していると、必ず眠気が襲っている時間帯が来ます。



特に昼食後は本当に眠くなりますよね。
そういう時は、寝てしまいましょう。眠いまま頑張ってもなかなか勉強に身が入りません。
短時間の昼寝はリフレッシュや集中力アップに効果的です。
これがとても大切です。
ただ、横になって寝るのはおすすめしません。どうしても深い眠りになってしまい、平気で数時間経ってしまいます。
10~20分ほど机で寝て、眠りが深くなる前に起きることがポイントです。



ちなみに私は自分で起きるのが無理だったので、イヤホンアラームを使って自分を無理やり叩き起こしていました。
10~20分寝たら、一度立ち上がってトイレにでもいきましょう。睡眠と軽い運動で、一気に集中力が上がります。
ポイント⑥ なるべく多くの人に宣言・共有する
勉強時間を増やすには、かなりの自己抑制力が必要です。



そのため、なかなか自分ひとりの力では継続が難しいです。
特に習慣化するまでがかなり大変で、ここを自分のやる気だけで乗り切るのは過酷なので、周りの力をどんどん使っていくのがおすすめです。
学校の友人や家族、TwitterやStudyplusなどなんでもいいです。とにかく多くの人に学習目標を宣言し、進捗を共有していきましょう。
おさらい
これまで紹介してきたポイント6つを、まとめておさらいしましょう。



これら全てを一気に実践するのは難しいと思うので、少しずつ意識してみてください。
【例】 私が1日12時間勉強していたときのスケジュール
最後に、私の受験生時代のスケジュール例を載せておきます。


「細かっ」って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、これくらいやることを決めておくほうが、当日に何をやるかを悩まなくていいので個人的にはやりやすかったです。



ひとつの参考に、自分の実行しやすいスケジュールを立ててみてください。
スケジュールを立てる際には、ポモドーロ・テクニックも混ぜ込んでいます。
30分→5分休憩→30分→5分休憩→30分→5分休憩→30分→15分休憩
というセットで、学習計画を立てていました。
また、スケジュール上の学習時間を合計すると13.5時間になっていますが、これは計画通りに100%実行することができない日もしばしばあったためです。



下振れしても12時間の勉強時間を確保できるようにしていました。


まとめ
この記事では、勉強時間を増やすための6つのポイントを紹介してきました。
少しずつ実践して、第一志望校合格を勝ち取ってくださいね!応援しています。