日商簿記2級は毎年10万人以上が受験するメジャーな資格。
このシリーズでは、そんな簿記2級について、CPAラーニングを使ってタダでの合格を目指す様子をお届けしていきます。
前回は学習をはじめる前に、全体量の確認と目標スケジュールの設定を行なっていきました。
今回は、ちょうど半分の1ヶ月が経過したということで、中間報告もかねて振り返りを行なっていきたいと思います!

同じく簿記2級合格を目指している方、始めてみようか迷っている方の参考になればとても嬉しいです。
前回の振り返り
まずは、前回の記事の振りかえりからしていきましょう。


使うことにしたのはCPAラーニングという無料サービスです。
web講義、テキスト、問題集、模擬試験が全て無料でメジャーなサービスなのに、ネット上にCPAラーニングを使って簿記2級にチャレンジしてみた体験記が見当たらなかったので使ってみることにしました。
前回掲げていた目標はこんな感じです。
1週目(2/9〜)・・・商業簿記の講義動画を見終わる。
2週目・・・問題集(基本編)を2周する。
3週目・・・問題集(試験対策)を2周する。
4週目・・・工業簿記の講義動画を見終わる。
5週目(3/9〜)・・・問題集(基本編)を2周する。
6週目・・・問題集(試験対策)を2周する。
7週目&8週目・・・問題集の見直しと模擬試験受験



現在ブログを書いている5週目で、工業簿記の基本問題集に取りかかれていれば目標通りとなります。
【実際どうだった?】1ヶ月時点での中間報告
勉強時間・進捗は?
目標の再確認が終わったところで、実際の勉強時間と進捗を確認してみましょう。


商業簿記は目標通り終えることができたものの、工業簿記はweb講義を見終わることができませんでした、泣



勉強時間が少し足りなかったのと、問題集に予想よりも手こずってしまったのが原因です。大反省、、
具体的な学習内容は?それぞれ何周・何時間かかった?
1ヶ月目の具体的な学習内容としては以下のようになります。


簿記3級での経験から、問題集は2周くらい解いたら大体できるようになるかな、なんてたかを括っていたのですが全くそんなことはなく、、


記事の後半でも書いていますが、簿記2級は難しいテーマが多く、理解に詰まってしまうときが多々ありました。
ちなみに問題集は、1周目でできなかった問題だけを2周目で解く、2周目でできなかった問題だけを3周目で解く、、といった流れで進めていました。
全体を5周、4周したわけではないので、数字のインパクトよりはかかる時間は少ないと思います。



4周目、5周目で取り組む問題数は数問〜10問くらいで、かなり少なかったです。
また、いちばん手こずったのは基本編の問題集でした。
教科書の内容がまだ定着しきっていなかったので適宜確認・理解しながら進める必要があったため、時間がかかってしまいました。



逆に試験対策編の問題集は、基本的なテーマを理解した状態で取り組めたので、問題数の多さの割に時間はそこまでかかりませんでした。
1ヶ月やってみて感じたこと・反省点
1ヶ月やってみて感じたことは?


1ヶ月やってみて感じたのは、このふたつです。
簿記2級の商業簿記は、簿記3級の内容を土台として、実際に近い仕訳ができるように発展的な内容を学んでいきます。
そのため、簿記3級よりもそれぞれのテーマが骨太で、理解するのに時間がかかってしまいました。



社債や連結、税効果会計は個人的にかなり難しいテーマでした。
しかし、CPAラーニングのweb講義と教科書は、こういった難しいテーマについてかなり詳しく解説をしてくれています。
たとえば税効果会計というテーマについて。
教科書では「なぜ税効果会計が必要なのか?」ということについて、「税効果会計を適用しない場合、どういう問題が起きてしまうのか?」という部分から、ていねいに具体例を交えて教えてくれています。
しかし教科書だけでは、どうしても紙面の関係上コンパクトに内容をまとめなくてはならず、理解できない部分が出てきてしまう方が多いと思います。



私自身、難しいテーマについては予習段階で教科書を読んでもさっぱりわかりませんでした。
しかしCPAラーニングでは、web講義でさらに教科書の内容をかみ砕いて教えてくれるのでかなり助かりました。



難しいテーマが多い簿記2級では、web講義と教科書のふたつでインプットができるメリットがとても大きかったです。
1ヶ月やってみての反省点は?


1ヶ月やってみての反省点はこのふたつです。
まずひとつ目、学習順序についてです。
CPAラーニングでは、商業簿記の第16章に、製造業会計というテーマが設定されています。
しかし、実はこの製造業会計、工業簿記の知識が前提となっているようで、商業簿記から取り組み始めた私は現在おあずけ状態です。
この第16章だけやり残しが生まれてしまったので、工業簿記からやればよかったと反省しています。



ネットを見ると、どっちから始めるかについてかなり派閥が別れているようですが、CPAラーニングを使うなら工業簿記から学ぶことをおすすめします。
次にふたつ目の、時間の見積もりについてです。
すでに書いたように、簿記2級は内容を理解する、つまりインプットの部分にかなり時間がかかってしまいます。
なのでその内容を正確にアウトプットすることができるようになるのにも、簿記3級と比べて多くの時間が必要となります。
これを想定せずに予定を立ててしまっていたので、1ヶ月前の目標はかなり実現性の低いものとなってしまいました。



扱う範囲が広いですし内容も難しいので、問題集は4〜5周はかかると想定して計画を立てることをおすすめします。
2ヶ月目の目標スケジュール&まとめ
ここまでで1ヶ月目の学習を振り返ってきました。
ここでの反省点を踏まえて、2ヶ月目の目標を立ててみました。
勉強時間・・・ 1日に2時間
5週目(3/9〜)・・・ 工業簿記のweb講義を見終わる。問題集(基本編)半周。
6週目・・・ 問題集(基本編)終了。
7週目・・・ 問題集(試験対策編)終了。
8週目・・・ 模擬試験&苦手項目の見直し
基本編の問題集にかなり時間がかかることがわかったので、2ヶ月目は取り掛かるタイミングを前倒しに設定しました。
いよいよ1ヶ月後には試験本番。
万全に準備した状態で臨めるように、残り時間をフル活用していきます。



次は、受験直前に記事を更新できたらと思います!ではまた〜